洗髪(シャンプー)のお湯の温度は?高温がNGな理由

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洗髪(シャンプー)のお湯の温度を気にしている人は、あまり多くないかもしれません。

あなたは、シャンプー時のお湯の温度は何度に設定していますか。

 

  • なぜ温度に気をつける必要があるのか?
  • なぜ高温だといけないのか?
  • その他の注意点は?

 

今回のコンテンツでは、洗髪(シャンプー)のお湯の温度について解説します。

最適な温度や季節による注意点などの情報を知ることで、あなたの大切な髪や頭皮を守ることができます。

 

筆者はアラフィフ男ですが「薄毛を防ぐ」ために、2010年から実践している方法です。

現在も試行錯誤しながら色々と取り組んでいますので、髪と頭皮に関する新しい情報は随時UPしていきます。

あまりお金をかけずに、誰でも簡単にできる方法を追求してお伝えします。

 

洗髪(シャンプー)の適温は?

38度くらいのお湯が最適な温度

洗髪(シャンプー)時のお湯の温度は、「38度」くらいが適温だと言われています。

これは、頭皮の汚れや余分な皮脂を洗髪(シャンプー)で洗い流すには、38度くらいのお湯が最適だからです。

体温よりも少しだけ高い38度のお湯であれば、地肌に必要以上に刺激を与えることもありません。

 

温度が高すぎても低すぎても頭皮に影響を与える

お風呂のお湯とと同じくらいの温度(40度以上)のお湯で洗髪(シャンプー)している人も多いと思います。

しかしお湯の温度が高すぎると、頭皮に必要な「皮脂」も洗い流してしまいます。

40度以上のお湯では、熱すぎて頭皮の刺激になってしまいます。

 

また逆に、お湯の温度が低すぎるとシャンプーの泡立ちも悪くなり、頭皮の汚れや余分な皮脂を十分に落とすことができません。

頭皮に酸化汚れがたまりやすくなるので注意が必要です。

 

お湯の温度に配慮して頭皮への刺激を減らすことは、頭皮環境をよくするためには大切です。

シャンプー時の水温は熱すぎても冷たすぎてもいけません。

38度くらいの温度のお湯で洗髪(シャンプー)をするようにしてください。

 

季節による洗髪(シャンプー)温度の注意点

季節によって温度を微調節しよう

 

夏の洗髪(シャンプー)の注意点

 夏は気温や湿度も高く、汗をかいて頭皮も汚れやすくなります。

そのため、毎日の洗髪(シャンプー)が大切になります。

シャワーの温度に気をつけながら、頭皮を清潔に保ちましょう。(38度をキープ)

 

冬の洗髪(シャンプー)の注意点

冬の洗髪(シャンプー)は注意が必要です。

その理由は、寒いので「お湯の温度が高くなりがち」だからです。

あなたの家のお風呂が温度を細かく調整できる場合は、シャンプー時に「40度以下」に設定しましょう。

温度を設定できない場合は、「いつもよりぬるく感じる」くらいのお湯でシャンプーするようにしてみてください。

 

38度では、冬はお湯の温度がぬるく(寒く)感じるかもしれません。

その場合には、「39度」に設定してみてください。1度くらいならそれほど影響はないでしょう。

 

冬は、空気が乾燥していて、汗もあまりかきません。それなのに熱いお湯でシャンプーしてしまうと、「髪や頭皮の必要な皮脂」まで洗い流してしまいます。

 

シャンプーの時間も「やや短め」にしましょう。

頭皮がお湯にあたる時間が長いほど、皮脂が流れて乾燥しやすくなってしまいます。

私は、冬の洗髪(シャンプー)は、「夏場の2/3くらい」の時間を目安にして実行しています。

(ただし、シャンプーなどの洗い残しに注意)

 

筆者(アラフィフ男)の洗髪ケア事例を紹介

髪を切ったとき、いつもの美容師さんに言われました。

「頭皮が乾燥しているみたいですね」
「シャンプー時のお湯の温度は38度くらいががいいと言われていますよ」

確かにわたしの頭皮は乾燥しており、白っぽくなっていました。

お恥ずかしいのですが、頭皮からポロポロとフケも出やすくなっていました。

美容師さんは毎日多くの人の髪や頭皮を見ているので、私の頭皮の乾燥にもすぐに気づいたのだと思います。

 

頭皮にマッサージオイルを塗ってみる

無印良品のピュアオイル

 

 

筆者は、頭皮の乾燥を防ぐために「無印良品のピュアオイル・マッサージオイル」を使用してみることにしました。

その中の「スウィートアーモンドオイル」を使用してみています。

頭皮の状態や状況に応じてシャンプーの前と後に使用してみることにしました。

体験談の詳細は、下記のコンテンツをご覧ください。

 

髪と頭皮に影響が少ないシャンプーをつかう

最適なお湯の温度(38度くらい)で洗髪(シャンプー)することが重要なのはご理解いただけたと思います。

髪と頭皮に刺激を与えないためには、毎日つかう「シャンプー」にも配慮する必要があります。

シャンプーには強力な合成界面活性剤が使われているものもあるので、成分をよく確かめる必要があります。

 

元気な頭皮は「弱酸性」に保たれています。

シャンプーも頭皮を弱酸性にする成分のものを選ぶ必要があります。

そのためには、アミノ酸系のシャンプーがよいと言われています。

アミノ酸系シャンプーは洗浄成分が穏やかで低刺激です。
頭皮に必要な皮膚常在菌を守りながら、汚れや余分な皮脂のみを洗い流すことができます。

筆者は、アミノ酸系のシャンプーを使用するようにしています。

 

下記の情報を参考にシャンプーの成分表示を確認し、あなたの髪と頭皮を守るシャンプーを使用するようにしてみてください。

 

(合成)界面活性剤シャンプーの成分
  • ラウレス〇〇 (硫酸ナトリウム・アンモニウム)
  • ラウリル〇〇 (硫酸ナトリウム・アンモニウム)
  • オレフィン(C14-16)スルホン酸Na

アルキル〇〇 (ベンゼンスルホン酸)

(参考:化粧品成分オンライン)

 

髪・頭皮にやさしいシャンプーの成分
  • ラウロイル◯◯
  • ココイル◯◯
  • グルタミン酸
  • アシルグルタミン酸
  • ヤシ油脂肪酸
  • ラウリン酸
  • ミリスチン酸

 

また、ドライヤーにも注意が必要です。

ドライヤーの熱は髪の毛だけでなく、頭皮も乾燥させてしまいます。

私は、髪と頭皮への影響を考え、お風呂上がりにすぐにドライヤーを使用しないようにしています。

ある程度、自然乾燥させてから最後の仕上げに少しだけドライヤーをかけるようにしています。

髪と頭皮への影響を少なくする乾かし方については、下記のコンテンツ内で詳しくお伝えしています。

 

まとめ

洗髪(シャンプー)温度:まとめ
  • 洗髪(シャンプー)に最適なお湯の温度は「38度」
  • 冬場はお湯の温度が高くなりすぎないように注意する
  • 頭皮の乾燥を防ぐには、オイルなどを使用する方法もある
  • シャンプー選びは成分に注意し弱酸性の製品を選ぶ

 

(追伸)

毎日の洗髪(シャンプー)の温度は意外に重要ですね。

またシャンプー選びにも注意が必要です。
髪・頭皮にやさしい弱酸性(アミノ酸系)の製品を使用するのがポイントです。

くわしくは下記のコンテンツで解説しています。

 

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