洗髪・シャンプーは「夜」にするのが正解!(朝シャンのデメリット・理由も解説します)

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シャンプー(洗髪)は、夜と朝のどちらにしたほうがいいのでしょうか。

朝の出かける前にシャンプーをしている人もいるかもしれません。

結論としては、シャンプーは「夜」にするのが最もよいといえます。

このコンテンツでは、夜にシャンプー(洗髪)することのメリットとその理由を解説しています。

また、朝にシャンプーするデメリットについてもお伝えします。

 

筆者(アラフィフ男)もフケ・かゆみに悩んでいました。

将来的な薄毛にもおびえていました。

そのため、2010年から髪と頭皮の良い環境のために試行錯誤しています。

筆者が実際におこなっている方法も、コンテンツ内で具体的に紹介しています。

 

 

「夜」に洗髪(シャンプー)するべき3つの理由

夜にシャンプーするのがベストな理由があります

 

髪を洗うのは、夜の入浴時が最もおすすめです。

それは以下の3つの理由によります。

夜に洗髪(シャンプー)するのが良い理由
  1.  しっかりと1日の汚れを落とせる
  2.  副交感神経を優位に保てる
  3.  22時~翌2時は「髪のゴールデンタイム」

 

それぞれを詳しく見ていきましょう。

 

しっかりと1日の汚れを落とせる

 

夜に入浴して髪も洗うことで、1日の汚れをしっかりと落とします。

整髪料や外で付着したホコリ、余分な皮脂などを洗い流しましょう。

 

適温(38度)のお湯で洗髪(シャンプー)することにより、頭皮の緊張をゆるめることができます。

湯舟につかって体を温めたり、頭皮のマッサージを行なったりすることで、頭の血の流れを回復しやすくなります。

 

また、入浴後に髪をしっかりと乾かすことも重要です。

 

副交感神経を優位に保てる

 

寝る前に入浴して体をあたためてリラックスする事で、寝ている間に休息のための「副交感神経」が優位に立ちます。

副交感神経とは

自律神経系を構成している抹消神経の1つです。
心や体を休ませて、エネルギーの回復を促すように働きかけるのが副交感神経です。

リラックスさせる効果があり、主に睡眠中に作用し、緊張がほぐれたり力が抜ける働きがあります。

現代人は、緊張状態である交感神経が作用している時間が長いですが、バスタイムや睡眠時間などリラックスした状態をつくりだすよう意識し、副交換神経を活性化させることが大切です。

 

この副交感神経を優位にする状態にすることで、髪や頭皮の傷んでいるところや弱っているところに血が巡り、自己修復(メンテナンス)に役立つのです。

(※朝や日中は、交感神経が優位に立っているので、自己修復(メンテナンス)ができない)

 

22時~翌2時は「髪のゴールデンタイム」

22時~翌2時
髪の毛の「ゴールデンタイム」

 

 

髪の毛がもっとも成長するのは夜といわれています。

とくに、22時から翌2時 の間は髪にとっての「ゴールデンタイム」といわれています。

この時間帯には、脳の副交感神経がもっとも活発に働いて「成長ホルモン」がたくさん分泌されるのです。

そのため、睡眠中に髪が修復され成長も促進されます。
睡眠は、体をメンテナンスするための大切な時間なのです。
髪の毛も睡眠中にメンテナンスが行われているのです。

このゴールデンタイムを最大限に生かすためにも、入浴や睡眠の時間・管理を習慣づけたいですね。

とくに薄毛や抜け毛に悩んでいる人は、夜に入浴してゴールデンタイムに睡眠をとり、髪や頭皮の成長とメンテナンスを毎日しっかりと行なうことが重要です。

 

シャンプーの方法は下記のコンテンツで詳しく解説しています。

 

 

「朝」にシャンプーしてはいけない理由

朝シャンプーはデメリットが多いのでしないほうがよい

 

 

これまで見てきたように、夜に入浴をしたほうが良いことから「朝シャンプー」をしてはいけない理由が少し理解できたのではないかと思います。

もう少し詳しく見ていきましょう。

 

 朝シャンプーのデメリット

 

朝シャンプーがダメな理由
  • 朝は「交感神経」が優位なため、体による髪の修復(メンテナンス)ができない
  • 時間がないのでしっかりと洗髪できない
  • ドライヤーや乾燥も雑になり髪や頭皮を傷めやすい

 

朝の洗髪(朝シャン)は出勤前のため時間がないことが多く、髪や頭皮をリラックスさせながら洗うことが難しくなります。

朝は身体活動に必要な「交感神経」が優位になってしまうので、夜と異なり体の力で髪のメンテナンスができません。

また、朝の忙しさでは髪を乾かす時間も少なくなるため、ドライヤーを無理に当てたり、乾燥が不十分だと水分が残ったりして、髪や頭皮に負担をかけてしまいます。

せっかく深夜の「ゴールデンタイム」に成長・修復した髪と頭皮を、朝のシャンプーで台無しにしかねません。

 

 

洗いすぎは髪と頭皮によくない

洗いすぎは頭皮に必要な「皮脂」が足りなくなる

 

 

夜と朝の12回の洗髪(シャンプー)は、髪と頭皮に大きな影響を与えます。

洗浄成分の強いシャンプーが頭皮に必要な皮脂をとりすぎてしまい、正常なバリア構造をこわしてしまいます。

 

そのため、頭皮を「弱酸性」の状態に保てなくなり、善玉菌のバランスを欠いて臭い(ニオイ)の原因となる場合もあります。

ニオイが気になってシャンプーの回数を増やす、という悪循環になりかねません。

髪と頭皮のためには、夜のリラックスした時間に洗髪(シャンプー)をおこない、22時~翌2時の「ゴールデンタイム」にしっかりと睡眠をとるようにしましょう。

 

 

シャンプーの「洗浄成分」に注意する

シャンプーの洗浄成分をチェックする
頭皮のためには弱酸性のシャンプーがおすすめ

 

 

髪・頭皮を元気に保つには、シャンプーの洗浄成分も重要になります。

とくにシャンプーをする回数が多くなりがちな人や、薄毛・抜け毛に悩む人にとっては大切な部分です。

 

市販のシャンプーの洗浄成分には「合成の界面活性剤」など、洗浄力が強く頭皮に与える影響が大きいものもあります。

シャンプーを使用する際には、髪と頭皮にやさしい成分のものを選ぶようにしましょう。

 

購入する前に、商品に記載されている「成分表示」を必ずチェックしてください。

合成の界面活性剤
  • ラウレス硫酸○○
  • ラウリル硫酸○○
  • ラウリルベンゼンスルホン酸
  • オレフィン
  • スルホン酸

 

低刺激で髪と頭皮にやさしい洗浄成分
  • 〇〇グルタミン酸
  • 〇〇タウリン
  • 〇〇アラニン
  • 〇〇グリシン
  • 〇〇ベタイン
  • カリ石鹸素地
  • ラウロイル〇〇
  • ココイル〇〇

 

髪と頭皮にやさしいシャンプーについては、下記のコンテンツで詳しく解説しています。

 

 

筆者のシャンプー事例を紹介

 

筆者(アラフィフ男)は、2010年から「夜のシャンプー」を実践しています。

また、できるだけ早めの時間帯に入浴をするようにしています。

シャンプーはアミノ酸系のものを使用して、頭皮を弱酸性に保つように気をつけています。

 

入浴後は、濡れた髪の水分をタオルでしっかりと吸収させています。

髪はできるだけ自然乾燥させています。

30前後で髪の半分ほどが乾いたら、ドライヤーをして8割ほど乾かします。(残りはさらに自然乾燥させています。)

ドライヤーは弱風で短時間におこない、頭皮に当てないように気を付けています。

 

そして、髪が成長する「ゴールデンタイム」の22時~翌2時にしっかりと睡眠をとるようにしています。

その結果、フケ・かゆみもなく、薄毛・抜け毛の兆候もありません。

 

頭皮を弱酸性に保つようにしています(筆者)

 

 

まとめ

シャンプーは夜にするのが正解(まとめ)
  • 洗髪(シャンプー)は夜だけでOK
  • アミノ酸シャンプー(弱酸性)が最適
  • 髪と頭皮を弱酸性に保ってトラブル対策
  • 髪のゴールデンタイム(22時~翌2時)には睡眠をとる

 

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