『聴くだけで「残り97%の脳」が目覚める法』(山岡尚樹)読んだ感想など【音源付きでお得な本】

(このコンテンツの一部には広告が含まれます。)

 

 

私は人生の後半に向けて「幸せな生き方」を学んでいます。

この本は、(一緒に学んでいる)同世代の友人に薦められました。

 

 

 

現在の学びに通じる点も多く、とても参考になりました。

今後に生かしていくためにも、本の内容をまとめておきたいと思います。

本書のポイントと自分の感想を記しておきます。

 

本書の概要など

私たちは、ふだん脳の3%しか使っていません。
特に現代は、理性と論理の「左脳」に偏りがちの世の中。

直感やひらめきの「右脳」を目覚めさせ、バランスよく脳を使えれば、
仕事・勉強・お金・人間関係・健康……
すべてが劇的に好転します。

やり方はとても簡単。付録の音声を「ただ聴くだけ」。
こんなに簡単な方法ですが、効果は実証済み。
「やりたいこと」が、つぎつぎ実現します。

 

目次

第1章 「音」を使って右脳を活性化!
第2章 「音」と「イメージ」で間脳を開く!
第3章 付録CDの効果と使い方
第4章 「音」と「イメージ」と「エネルギー」で願望実現!
第5章 【上級者編】トーラスワーク
第6章 私たちの人生を変えた超脳トレ法

 

著者(山岡尚樹)プロフィール

全脳活性プロデューサー。1966年、広島県生まれ。(社)新脳力発見育成協会代表理事。

最新の脳科学と古今東西の能力開発法を統合した「全脳活性メソッド」を考案。

25年間で12万人以上が受講し、集中力・記憶力・創造力の向上をはじめ、人間関係・収入・健康状態の改善など、あらゆる分野で劇的な成果をあげている。

 

「残り97%の脳」が目覚めるとすごいことが起こる

注目ポイントを示す男性の写真画像

右脳を活性化させて能力を大きく引き出そう

 

本書のプロローグには、脳のはたらきや特徴がわかりやすくまとめられています。

 

私たちは「成功している人たちはみんな、生まれつき頭がいいのだ」と思ってしまいます。

しかし、本書では「じつは、違いは頭のよさではなく、頭の使い方にあります。もっといえば、右脳の使い方がまったく違うのです。」としています。

 

これを読んでちょっと嬉しい気持ちになりました。

なぜなら、私は頭はよくないですし、ごく平凡な人間だからです。

でも、頭の使い方、右脳の使い方を知ることで成功できるかもしれません。

できればもっと早く知りたかったですが、まだ人生が半分あると思えば遅すぎるということはないのかもしれません。

 

右脳の特徴

  • 感性と直感の脳
  • ひらめきとイメージ力に優れる

 

  • 感性重視で本能的
  • 一瞬で状況を判断する
  • 一瞬で物事の本質を見抜く
  • 一瞬で先のことをイメージでとらえる
  • 「同時に、並列に、一気に」進めるのが得意
  • 複数のことを同時にハイスピードで処理していく
  • 左脳より格段に高速に動く

 

  • 愛情や調和をつかさどる脳
  • 相手の気持ちに敏感
  • 人間関係も円滑に
  • 競争を好まない
  • 自他を区別しない

 

著者によれば、人間の脳は意識的に使われているのはわずか3%とか。

残りの97%を開いていけば、夢をかなえるための新しい能力がつぎつぎと目覚めるらしい。

 

この「超脳トレ法」には努力は必要なく、必要なのは、脳を活性化させる刺激だけとしています。

それには、音で右脳を開いていくのが近道。

「脳に伝わるエネルギーの90%は耳から入ってくる」と言われているそうです。

 

本書には「脳が目覚める音声」がダウンロードできる付録があります。

実際に音声を聴きながら実践できるのがうれしいですね。

 

「音」を使って右脳を活性化する

ピアノのイメージの写真画像

右脳を活性化するには「音」を使うのが早道

 

右脳の開発には「モーツァルトの曲」が最適だそうです。

本書には「超高速モーツァルト」という付録音声があり、ダウンロードして聴くことができます。

2倍速から最大32倍速までのものが収録されています。

 

モーツァルトの曲を超高速で聴くのは、右脳のスイッチをオンにするため。

自然に右脳が刺激されて、「超高速自動処理機能」の能力が開いてくるそうです。

 

超高速モーツァルトを聴けば、右脳モードに一気に切り替えることが可能になります。

ふだん左脳に偏っている私たちが、右脳のスイッチを入れるきっかけとして最適です。

 

また、右脳には「あらゆることを同時並行で処理していく能力」があります。

本書にはその能力を高めるための「10音聴き分け聖徳太子の耳」という音声データの付録もあります。

「多点集中力」と「一点集中力」という2つの集中の仕方を鍛えることができます。

 

「音」と「イメージ」の力で潜在能力を引き出す

音や音符のイメージの写真画像

自分の潜在能力は「音とイメージ」を使って引き出すことができる

 

 

本書の音声データ付録の「超高速モーツァルト」「10音聴き分け聖徳太子の耳」で右脳が活性化されます。

次に、あらゆるイマジネーションの源である「イメージ力」を強化していきます。

 

そのために、脳の「間脳」という部分を活性化します。

間脳は、感情や意欲、ホルモン分泌をつかさどる大切な機能があります。

 

真の意味で脳を鍛えるには、イメージ力の向上が不可欠。

なぜなら、自分が想像できないことは思いつくこともできないし、思考も行動もできないため。

「イメージこそ、あらゆる能力の源」なのです。

 

イメージ力を鍛えるためには、「音」「声」「言葉」を一つの目的に集中させること。

本書には、そのための付録の音声もあります。

 

  • 音サプリ
  • トーニング
  • 幸せ言葉サウンド

 

 

想像力があれば、実際に現実を創造する力(創造力)も生まれてくるのです。

やり方は難しくありません。

 

まずは付録の「音サプリ」を聴いてイメージします。

その後、音声(付録)と自分の声を合わせていく「トーニング」を行ないます。

声・言葉のエネルギーを使って、精神状態や体調を整えていきます。

 

 

特別付録の音声 5つの効果

本書には付録としてさまざまな音声がダウンロードできるようになっています。

音声を聴きながら右脳を刺激することで、下記のような効果が期待できるとしています。

 

  1. 頭の回転が速くなり、同時に複数のことを処理できる
  2. 「要領の悪い人」から「できる人」へ!
  3. コミュニケーション能力が向上し、人間関係が好転!
  4. 疲れを癒し、気力・体力アップ!
  5. 願望がつぎつぎ実現!

 

願望を実現するために「エネルギー変換」をおこなう

花火の写真画像

願望イメージを「エネルギー」に変換していく

 

「音」で右脳を活性化し、「声・言葉」でイメージ力(想像力)を強化してきました。

この後は、夢の実現のために目覚めた能力を発揮させる「エネルギー変換ワーク」を行ないます。

 

右脳が活性化されると、具体的なイメージができるようになります。

そのイメージを現実のものに変えていくには、エネルギーが必要。

「エネルギー変換ワーク」は、すてきな未来のイメージである「夢」を実現させるため、イメージを現実的なエネルギーに変換させる技術です。

 

エネルギー変換ワークには、4つのステップがあります。

 

  • 観る
  • 感じる
  • 許す
  • なりきる

 

本書では、この4つのステップを踏めば、理想の自分と理想の未来を手に入れることができるとしています。

また、さらに全脳を刺激する方法として「上級者編 トーラスワーク」も掲載されています。

 

 

本書のまとめ

「まとめ」を示す写真画像

本書のポイントをまとめました

 

『聴くだけで「残り97%の脳」が目覚める法』(山岡尚樹)についてポイントのまとめです。

  •  付録の「音」を使って右脳を活性化できる
  •  「音」と「イメージ」で間脳を開く
  •  付録CDの効果と使い方(解説)
  •  「音」と「イメージ」と「エネルギー」で願望実現する
  •  トーラスワーク(上級者編)

 

 

本書を読んでの「気づき」や「行動の変化」について

スタートの一歩を踏み出すイラスト画像

私の気づきと行動の変化

 

仕事や日常生活では、目の前のことを処理するのについつい「左脳」ばかりを使ってしまっています。

まさに自分もそうだと感じ、右脳を活性化する必要性を感じました。

右脳を使うことで、もっともっと自由な発想が可能になりそう。

脳や潜在意識の重要性について、とてもわかりやすく学ぶことができます。
そして、さまざまな「音声データ」がダウンロードできるのもうれしいポイント。(お得)

音声の中には「超高速モーツァルト」のようなものもありますが、聴く人の目的によって最適な速度を選べるようになっています。

「音は聴いて、感じるもの」なので、聴きとれているかどうかは気にしなくてもよいそう。

実は、この記事も「超高速モーツァルト 8倍速・16倍速」をリピートで聴きながら執筆しました。(なにかを考えるときにぴったりな速度とのこと)

 

私は現在あるコミュニティに入会していて、そこで推奨されている「瞑想」を毎日の習慣にしています。

現時点ではまだ始めたばかりなので、正しい瞑想の方法を身につけて習慣化することに重点をおいています。

そのため、本書の後半では「エネルギー変換ワーク」や上級者向けの「トーラスワーク」も収録されていますが、それらのすべてを実践することは難しいのが現実です。

 

しかし、本書の内容には瞑想と重なる点が多数あり、とても参考になりました。

付録の音声データもすぐに使えるものばかりです。

必要に応じて音声データを聞きながら作業をしています。

 

しばらく瞑想を続け、余裕ができてきたら本書の内容を細かく実践していきたいと考えています。

 

 

著者の山岡尚樹さんは、ほかにも多くの本やCDブックを出されています。

興味のあるものがあれば手に取ってみてください。