毎日の歯のメンテナンスは、しっかりやろうと思うと結構たいへんですよね。
でも実は「習慣」にしてしまえば簡単にできますし、むしろ楽なんですよ。
自然な形で続けられれば、苦労をせずに一番ラクに効果を上げることができますよね。
実際に筆者(アラフィフ男)も歯のメンテナンスを習慣化して、歯医者で治療することがほとんどなくなりました。
これからの人生で歯の不安をなくすことができれば精神的にも嬉しいですし、好きなものを何でも食べられて最高です。
歯のメンテナンスを簡単に習慣化する方法について見ていきましょう。
目次(もくじ)
1. 歯科の定期検診を受ける【ポイント①】
毎日の習慣ももちろん大切ですが、もう少し長い期間でメンテナンスを考えることもしてみましょう。
そのためには、「歯科の定期検診」を受けるのをスケジュール化してしまいましょう。
信頼のおけるプロのチェックを受けることを「ルーチン化」してしまうのです。
年に2~3回の定期受診が理想的です。最低でも1年に1回は受診しましょう。
- 歯や歯ぐきの異変に気づける
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悪化する前に早期の治療を開始できる
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日頃の悩みを相談できる機会が持てる
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自分の口や歯に関心をもつことができる
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子供がいる人は教育にもなる(親の姿勢を見せる)
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検診が近づくと歯のメンテナンスに自然と関心が向く
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検診後も歯の関心が続いてメンテナンスのモチベーションが上がる
定期的に歯科検診を受けることで、歯や歯ぐきの異変にいち早く気付くことができます。
早期に治療することで、悪化を防ぎ費用も抑えることができますよね。
定期検診が習慣化して何度も通っていると、医師や歯科衛生士と顔見知りになります。
歯の状態を見てもらうだけでなく、歯や口内の悩みを相談する機会をもつことができます。
プロにリアルなアドバイスをもらえることはとても貴重ですよね。
歯科の定期検診に行くことで、自分の歯や口のメンテナンスに関心を持ち続けることができます。
また、あなたに子供がいる場合は教育としての効果も期待できます。
子供の歯の関心を育んだり、一緒に受診すれば子供の歯医者に対する恐怖を取り除いたりできるかもしれません。
さらに、年に3回など歯科検診の頻度を上げてスケジュールを決めると、日々の歯のメンテナンスをさぼりにくくなる効果もあります。
筆者も定期検診が近づくと、歯科医の先生にほめられたいので頑張ってメンテナンスするようになります。
ついついさぼりがちな場合には効果的ですね。
そして、定期検診できれいに歯のクリーニングをしてもらうと、それを維持しようと思いたくなります。
これが自宅での習慣化につながります。
3~4か月たつと、どうしても歯のメンテナンスの関心が薄れてきます。
そこで定期検診を受けるとまたモチベーションを上げることができます。
歯のメンテナンスの「プラスの循環」をつくることができるのです。
2. 毎日の歯のケアを習慣化させる【ポイント②】
それでは、実際に歯のメンテナンスを習慣づける具体的な方法を見ていきましょう。
歯のケアを習慣化させるには、いつでもすぐにケアができる状態をつくることが大切です。
逆に言えば、やる気があっても環境が整っていないとつい疎かになってしまいます。
歯のケアを習慣化する仕組みをつくりましょう。
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歯磨きセットを用意・持ち歩く
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歯磨きができる環境を探す
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忘れない仕組みをつくる
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その他のケアグッズを用意する
自宅用には、道具にこだわるのもよいですね。
お気に入りのグッズや、少し高価な歯磨きを購入してみてはどうでしょう。
たとえば、1000円近くする歯ブラシや、こだわりのある歯磨き粉など。
仕事をしている人は、勤務先や外出先で歯磨きができるように携帯用の「歯磨きセット」を準備しましょう。
コンパクトな携帯用の電動歯ブラシもいいですね。
また、歯磨きができる場所も確認しておきましょう。(洗面所・給湯室など)
職場で歯磨きをしていることを女性に見られても気にしなくて大丈夫です。
毎日ケアをしていればそれが当たり前になりますし、清潔感があるしっかりとした人という印象づけることができます。
でも、給湯室などに女性がいるときには配慮しないと煙たがられるので注意しましょう。
食後の歯磨きを忘れてしまう人は、スマホのアラームやリマインダー機能で習慣化するようにしてみましょう。
歯磨きは、食事の30分後におこないます。食後すぐは唾液が口内を消毒している状態で、硬いものを唾液でとかしています。
そのため食後すぐよりも、30分ほど経った後のほうが歯が磨きやすく汚れも落としやすくなります。
食後以外にも歯のケアを積極的におこなうために、歯のメンテナンスのグッズを揃えるのもよいですね。
3. 歯のメンテナンスのメリットを知る【ポイント③】
毎日の歯のメンテナンスを習慣化することで生まれるメリットを具体的にまとめてみました。
- ケア後にはそのままキープしたいと思うようになる
- 間食を意識するようになる
- だらだらと食べることがなくなる
- 規則正しい食生活(時間)を維持できる
- 口臭の予防になる
- 周りの人に清潔感をアピールできる
歯のケアを習慣化するようになると、口の中の状態が気になるようになります。
食後には口の中が汚れているような感覚になり、自然に歯のケアをしたくなります。
そして、ケアをした後はそのままの状態をキープしたくなってきます。
せっかく時間をかけてきれいにしたのですからね。
そのため、むやみに間食したりダラダラとお菓子を食べたりすることがなくなります。
すると食事の時間が固定されてきて、規則正しい食生活にもつながります。
結果的にダイエットにつながるかもしれません。
ダイエットしたい人は、歯のメンテナンスに力を入れるのも効果的かもしれませんね。
口の中が寂しいと感じたときは、ちょっとした工夫も必要です。
たとえば、キシリトールガムを噛むのもいいですね。
休憩時間や気分転換にうがいをするのもおすすめです。
このようなケアを習慣にできれば口臭予防にもなります。
歯のメンテナンスをしている姿勢は、周りの人に清潔感を与えたりアピールしたりすることにもなるでしょう。
4. 40代からは歯のメンテナンスに特に気をつける
40代になると口内の老化も気になってきますよね。
毎日おいしい食事を楽しむためには丈夫な歯を多く持っていなければなりません。
将来的に長生きしても食事がままならないのは避けたいですね。
80代までに上下で20本の歯を目指すのが「8020運動」です。
日本歯科医師会
https://www.jda.or.jp/enlightenment/8020/dream.html
厚生労働省
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-01-003.html
そのためには毎日の歯のメンテナンスが重要になります。
仕事が忙しかったり外食が多かったりすると、歯磨きのタイミングが少なくなり、歯のメンテナンスがおろそかになってしまいます。
気づいたときには虫歯や歯周病にかかっている可能性もありますよね。
そのためにも、毎日の歯のケアや定期的な歯科検診を習慣化することが大切です。
5. 筆者が歯のメンテナンスを習慣化している方法
筆者(アラフィフ男)もできる限り歯のメンテナンスを習慣化しようと試行錯誤しています。
ここ10年くらいでなんとか形になってきた感じがします。
いきなり理想的な習慣を身につけることは難しいですよね。
あなたもできることから少しずつ始めてみればよいと思います。
- 食後の歯磨き
- 夜のデンタルフロス(歯間ブラシ)ケア
- 間食後などこまめに「うがい」をする
- 歯科の定期検診を受ける 年に1~2回
歯の定期検診は年に3回受けるのが理想のようです。
筆者の歯科医も4か月おきの受信をすすめます。
金額は1回3000円くらいです。
- 歯の全体チェック(治療痕も)
- 歯石とり・クリーニング(歯科衛生士が担当することが多い)
- 歯科医によるチェック(過去のカルテ・レントゲンを見ながら)
前回の定期検診から4~6か月たつと、歯の状態で気になるところが出てくる場合があります。
たとえば、甘いものを食べるとしみる歯があったり、奥歯に違和感があったり。
そんなときは、歯科検診ですぐに相談するようにしています。
仮に虫歯や歯周病があったとしても、被害を最小限に食い止めることができます。
とはいっても、筆者もときどき歯のケアをさぼることがあります。
習慣化していると罪悪感にさいなまれることもありますね。
でも自分の中に「罪悪感」があるうちは大丈夫だと思っています。
歯のメンテナンスの重要性がわかっているからこそ、「歯のケアができなかった」と落ち込むわけです。
反対に罪悪感がなくなると危険な兆候です。
「まあいいか」といいかげんな歯のケアをしていると、あとで取り返しのつかないことになるかもしれません。
そのほうが怖いですよね。
そのためにも、歯の定期検診を年1回は受けたほうがよいのです。
自分では気づかない歯の状態をチェックできますから。
6. まとめ
- 40代からは歯のメンテナンスにに特に気をつける
- 定期検診を受ける(年2~3回)
- 毎日のケアも習慣化する
- グッズを使ってどこでもケアする環境をつくる
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