白髪の予防と対策 ~薄毛(ハゲ)の対策にも有効~

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40代になると髪に白髪が目立ち始めますよね。
自分で染めたりカラーリングをしたりしている人もいると思います。

どうすれば白髪を予防できるのでしょうか。
実は、白髪の予防と対策をすると薄毛にも効果があります。
これは一石二鳥です。

この記事を読むことによって、白髪の予防と対策に対する正しい知識を身に付けることができます。
そして、白髪だけでなく薄毛に対応することも可能になります。

筆者(40代男)も白髪と同時に薄毛の予防に役立てています。

それでは、白髪の予防と対策について詳しく見ていきましょう。

 

白髪の原因(まとめ)

まずは、白髪の原因から見ていきましょう。
白髪の主な原因は髪の老化です。
ある程の年齢になれば、誰でも多かれ少なかれ白髪が生じます。

白髪には2つのタイプがあります。

遺伝や加齢による白髪
だいたい側頭部や額の生え際から白くなり始めるもので、ただちに薄毛に直結することはありません。
原因は色素の欠如にあるので、抜いても再び生えてくるのは白髪です。
いったん失われた色素が回復することはありません。

頭皮の酸欠が引き起こす白髪
こちらは白髪の根元である頭皮が弱っているため、薄毛につながる恐れを秘めています。
酸欠は頭皮の血流を滞らせ、髪質を低下させたり抜け毛を増やしたりします。

 

 

白髪を予防する食生活

白髪の進行を遅らせるために普段からできることは、何といっても正しい栄養を摂ることです。

 

白髪を防ぐために特に大切な栄養素

  • タンパク質
  • 亜鉛

 

順番に見ていきましょう。

 

タンパク質

白髪の予防と対策には、良質のタンパク質を摂ることが重要です。
また植物性タンパク質は、動物性タンパク質よりも吸収率が悪いと言われています。
したがって、タンパク質にも色々な種類がありますので、肉や魚、大豆など、種類を豊富に食べるようにすることが重要です。

 

銅は髪の色を作るメラニン色素の合成に欠かせない成分です。
そのため、白髪の予防に効果があるといえます。
アーモンド、大豆、牡蠣(かき)、エビ、カニ、レバーなどに銅が含まれています。

 

亜鉛

亜鉛は不足すると白髪だけでなく髪質が低下し、抜け毛につながります。
亜鉛は、鶏肉、豚肉、ゴマ、アーモンド、海藻に含まれています。
しかし、亜鉛は食べ物では吸収しにくい性質があります。
サプリメントを利用するのも一つの方法です。

 

白髪を予防するための生活習慣

まゆ毛やまつ毛の白髪は「警告のサイン」

髪の毛と同様に、まゆ毛やまつ毛も老化すれば白髪になったり、薄毛になることもあります。
体毛にはヘアサイクル(生えてから抜け落ちるまでの周期)があります。

まゆ毛のヘアサイクル  12ヶ月
まつ毛のヘアサイクル  45カ月

髪の毛のサイクルは男性で25年ですので、髪よりも短い期間で生え変わっていることになります。
まゆ毛やまつ毛に白いものを見つけたら、「警告のサイン」です。
ビタミン、ミネラルの摂取や血行改善などの対策を行いましょう。
たとえば、長時間のパソコン作業は、まぶた周辺の血行を悪化させ、まつ毛にダメージを与えてしまいます。
まつ毛を傷めるような生活は、結果として髪の毛も傷めてしまうので注意が必要です。

 

運動不足を解消する

動かない、歩かない習慣も問題です。
ふくらはぎや太ももを使って身体が温かくなるまで歩くようにしましょう。

足を使って身体を動かすと体に血が巡ります。
ふくらはぎや太ももの筋肉にはポンプ作用があり、重力に逆らって血を心臓に送りもどす役割があります。
ですから、心臓よりも上にある「頭」に血を巡らせるには、歩くこと、身体を動かすことが必要なのです。

血は一日中流れているので(当然ですが)、土日だけ運動してもだめです。
普段の生活習慣が大事です。

あなたは、毎日身体が温かくなるくらいに歩いたり身体を動かしているでしょうか。

 

ストレス解消と睡眠

ストレスを解消する習慣がないのも問題です。

人の身体は、日中は交感神経が優位になって活動的になり、夜は副交感神経が優位になって休息するようになっています。
副交感神経が優位になっているときは、日中の疲れた身体を修復(メンテナンス)するために、全身に血が巡っているのです。
熟睡することで身体の自己修復(メンテナンス)がうながされます。

しかし、仕事やプライベートでイライラすることや気になることを抱えたままで寝てしまうと、交感神経が優位に立って熟睡できなくなり、身体の疲れを取ることができなくなってしまいます。
熟睡できていないので、疲れも翌日に残ります。
髪を育てる組織にも十分な血液が巡らないため、熟睡できていない翌日は髪にも元気がなくなります。

こんな状態が日常的に続くと、ひどい時には脱毛症を発症してしまいます。
そうならないためにも、普段の生活の中で夜寝る前に「交感神経と副交感神経の切り替え」をうまく行うことが大事です。

 

 

体温調節と新陳代謝

空調の効いている環境が問題となります。
頭皮に汗をかけない状態が続くと、血行が悪くて新陳代謝も悪くなり、髪が育たなくなります。
クーラーの影響で夏場でも身体の冷えている人が多くなっています。

血行の良し悪しは、頭皮だけの問題ではなく全身の問題につながります。
エアコンの空調が効いていると身体は快適ですが、身体の機能を使わなくても良い環境なので、夏場の暑い時期であるのに冷えている人が多いのです。

さらに、冷たい飲み物をガブガブ飲む習慣があると、身体が冷え切ってしまいます。
身体と内臓の冷えで消化吸収力が落ちるので、熱中症や夏バテになりやすくなってしまいます。

また、冬場の寒い時期でも空調で暖かい環境だと、血流を促進して体温を保持することも必要で無くなってしまいます。
これもまた身体の機能を衰えさせてしまいます。

 

白髪と薄毛(ハゲ)は関係がある

栄養不足や運動不足、強いストレスが続くと体の免疫力が落ち、白髪を増やすことにつながります。

頭皮に血が巡らなくなり、酸欠の状態になって白髪を引き起こします。
さらに、白髪の根元である頭皮が弱っているため、薄毛につながる恐れを秘めています。
また、酸欠は頭皮の血流を滞らせ、髪質を低下させたり抜け毛を増やしたりします。
頭頂部に白髪が集中しているときには要注意です。

白髪は絶対に引き抜いてはいけません。
白髪に限らず、髪の毛を力まかせに引き抜いてしまうのはだめです。
そもそも髪の毛は、皮膚が落ちくぼんで毛穴ができて発生したもので、体を守るために皮膚の内側でつくられ、しっかりと固着しているものです。
この髪の毛の固着力を上まわる力をかけて引き抜くと、頭皮の下で髪の毛を作っている毛包が傷ついてしまい、次に生えてくる髪の毛にうねりが生じる原因にもなります。
白髪を抜くことは新たなトラブルの元になってしまいます

 

筆者(40代男)の行なっていること

筆者(40代男)も側頭部と前髪に白髪があります。
これは遺伝や加齢によるものと思われるので、自分でも受け入れています。

 

筆者の白髪(側頭部)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

問題となるような白髪や薄毛にはなっていません。

筆者が白髪をこれ以上増やさないために行なっていることをお伝えします。
(ほとんどお金はかかりませんので、是非マネしてみてください。)

 

食事

ありきたりですが、バランスのよい食事を心がけています。
(炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル、etc)

野菜が足りなくならないように気をつけ、サラダや野菜炒め、野菜スープを摂っています。

そのほか、筋トレに合わせて自家製のプロテイン飲料を飲んでいます。
(バナナ、牛乳、ヨーグルト、オートミール)

自家製プロテイン ジュースを作って飲んでいます

運動

週に3~4回、筋トレをしています。

通勤時や外出時はエレベーター・エスカレーターはできるだけ使わず、階段を使うようにしています。

睡眠

睡眠時間は6~7時間は確保するようにしています。

寝る前には照明を落とし、テレビやスマホを見ないようにして熟睡できる環境を整えています。

 

 

まとめ

  • 白髪の原因の正しい知識を身に付ける
  • 白髪を予防する栄養素がある
  • 生活習慣は白髪だけでなく薄毛も予防する
  • 白髪と薄毛(ハゲ)は関係があるので同時に対策する

 

 

 

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