男性も肌のシミ・シワ・たるみは気になりますよね。
特に顔は目立ちやすいので、若く見られるか老け顔に見られるかのポイントになります。
たとえば、会ったり話したりしたシニアや高齢者の顔のシミやシワが目についてしまうという体験は誰にでもあると思います。
自分の将来の肌も不安になりますよね。
40代・50代のうちからケアしておけば、シミだけでなくシワやたるみの予防にもつながります。
ちょっとの工夫でシミ・シワ・たるみを防ぐことができます。
アンチエイジングに取り組んで、いつまでも若々しい肌を手に入れましょう。
アラフィフでも30代後半に見られる筆者(男)が取り組むノウハウもお伝えします。
目次(もくじ)
「シミ・シワ・たるみ」が男の老け顔につながる
顔のシミやシワ、たるみは「実年齢よりも老けて見える」大きな原因になっています。
男性のアンチエイジングにとっても重要なポイントです。
小林製薬の調査(2017年)によると、40・50代の男性が気になる肌の悩みは以下のとおりです。
- シミ 26.3%
- たるみ 26.0%
- シワ 23.7%
(参考)小林製薬 シミに関する40・50代男性の意識調査(2017年)
https://www.kobayashi.co.jp/corporate/news/2018/180319_01/index.html
顔や肌に日光を受けることで「シミ・シワ・たるみ」が生じ、老け顔につながってしまいます。
よく知られているのは「紫外線」の影響ですよね。
そのほか、日光の中の「近赤外線」によるダメージも知られてきました。
「シミ・シワ・たるみ」の原因を知り、しっかりと対策をして、いつまでも若々しい肌を手に入れましょう。
シミ | シワ | たるみ | |
紫外線 | ✔ | ✔ | |
近赤外線 | ✔ |
「男の肌ケア」はライバルが少ないからチャンスです
いつまでも若々しい肌のためには、男であってもケアは必要になります。
にもかかわらず、小林製薬の調査の結果はちょっと驚きです。
・肌に悩みがあると回答した男性でも「ケアしている」と回答した人は4割未満(38.8%)
・トラブルに気づきながらも現在ケアを行っていない人は6割以上(61.2%)
・ケアしていると答えた人に肌の悩みを抱いたきっかけを聞いたところ、約5人に1人(19.7%)が「他人からの指摘」と回答
この結果を見ると、他人から指摘されないと肌の悩みやケアに手をつけない、ともいえますね。
アンチエイジングを考えている人には「チャンス」です。
40・50代の男性は、自分の肌を気にしていない人も多く、ケアをしている人は少ないといえます。
つまり、あなたが肌のケアを積極的におこなえば、同世代の男性に大きく差をつけることができるのです。
20年後の肌を比べてみたときに、毎日ケアをしている肌とそうでない肌とでは、おそらく大きな差ができているでしょう。
「シミ・シワ・たるみ」が老け顔などの印象に大きな影響を与えます。肌ケアをすることで、周囲の男性よりも若く見られる可能性も高くなりますね。
「シミ・シワ・たるみ」の対策して若々しい肌を手にいれよう
これからの肌ケアは、紫外線だけでなく近赤外線対策も考えないといけません。
紫外線と近赤外線を防ぐには、肌を直射日光に当てないことが重要。
長袖のシャツを着用するなど、服装にも注意が必要です。
顔や首筋は、日焼け止めクリームで対策しましょう。近赤外線にも対応した製品だと安心です。
また、男性では薄毛の人もいると思います。
頭に直射日光を浴びていると、頭皮や毛髪に影響を与えだけでなく、シミや皮膚炎(がんも)の減員となってしまいます。
外出時は帽子を着用して日光を防ぐようにしましょう。
ゴルフやスキーなどアウトドアのスポーツの際は、とくに念入りに対策をしてください。
その他、シミの予防・治療にはビタミンCのサプリメントも有効です。
メラニンを還元してシミの色を薄くする美白作用があります。
シミ・シワ・たるみを予防して元気な肌を維持するためには、日焼けを意識して生活するようにしていきましょう。
対策 | |
シミ | 紫外線・ビタミンC |
シワ | 紫外線 |
たるみ | 近赤外線 |
筆者(アラフィフ男)の「肌ケア方法」を紹介します
筆者も日々「アンチエイジング」に取り組んでいます。
いつまでも若々しくいたいですし、女性にもモテたいですからね。
色々と頑張っていますが、とくに「顔が老けて見えないように」気をつけています。
せっかく様々なアンチエイジングをしていても、顔が相手に与える印象は大きいですから。
とにかく顔の「シミ・シワ・たるみ」を防いでいます。
筆者が実際に実践していて、簡単にできるものをご紹介します。
- 顔の洗い方とケア
- 日焼けはしない
- 外出時に気をつけていること
顔の洗い方とケア
顔は洗いすぎないようにしましょう。1日2回、お湯洗いでOKです。
洗顔料などでゴシゴシ洗うのはNG。肌を傷めてシワの原因となってしまいます。
洗顔後は「化粧水のみ」でOK。
日焼けはしない
肌が黒くなるとそのまま「シミ」になることがあります。
将来の肌のことを考えて、できるだけ直射日光を長時間あびないようにしています。
外出時の注意点
日陰を選んで歩くようにしましょう。
夏に日陰のないところを歩くときは、「日傘」をさすようにしています。
最近は男性でも日傘をさす人が増えてきたのであまり恥ずかしくはなくなりました。
休日はツバのある帽子をかぶって外出するのもいいですね。
仕事で外勤の人や、休日に屋外でスポーツをする人は、「日焼け止め」をしっかりと塗るようにしましょう。
シミ・シワ・たるみの原因(男のアンチエイジング)
大きな原因は日光による日焼けです。
詳しく見ていきましょう。
「シミ」ができる原因(注意点)
皮膚に紫外線が当たると、表皮で活性酸素が発生します。
すると表皮のいちばん下の層にあるメラノサイト(色素細胞)が活性化し、チロシンというアミノ酸を黒いメラニンに変えます。
これが日焼けのメカニズムです。
通常、表皮のターンオーバー(新陳代謝)によってメラニンははがれ落ちます。
しかし、加齢、不規則な生活、ストレスなどてターンオーバーのサイクルが乱れたり、紫外線の浴びすぎで大量のメラニンが作られたりすると、メラニンが排出されずに表皮の中に残ってしまいます。
これが「シミ」です。
さらにメラニンが集まることでシミが濃くなり、角化が進んで盛り上がると「イボ」になることもあります。
つまり、シミを放っておくとイボになることもあるので注意が必要です。
もっと怖いのは、単なるシミだと思って油断していたら皮膚がんということもあることです。
形がいびつ、色にムラがある、どんどん広がっている、といったときは念のため皮膚科で診てもらいましょう。
「シワ」ができる原因(注意点)
くっきり刻まれた深いシワの原因も、紫外線です。
皮膚の奥の真皮まで届くUV-A(A波紫外線)という紫外線によって、正常なコラーゲンが作られなくなり、表面の皮膚を支え切れなくなることでシワができてしまうのです。
「たるみ」の原因(注意点)
日光が恐ろしいのは紫外線だけではありません。
肌の「たるみ」を引き起こす原因は、「近赤外線」です。
近赤外線とは、紫外線と同じく日光に含まれる電磁波です。
この近赤外線は紫外線よりも皮膚の奥、筋肉にまで届くことがわかっています。
そのため、近赤外線によって筋肉を覆う筋膜が変性し、皮膚を支えられなくなるとたるんでくるのです。
年をとると顔の肌がたるみ、目尻や頬が垂れてきますが、この近赤外線が「たるみ」を加速しているのです。
シミ | シワ | たるみ | |
紫外線 | ✔ | ✔ | |
近赤外線 | ✔ |
まとめ
若々しい肌を維持するためには、男性も「シミ・シワ・たるみ」のケアをすることが大切です。
いつまでもモテる男でいるために、アンチエイジングを意識して取り組んでいきましょう。
- 「シミ・シワ・たるみ」は老け顔につながる
- 毎日の簡単ケアで周りに差をつけられる
- 直射日光を意識し、紫外線・近赤外線を防ぐ
- 将来の若々しい肌のためにアンチエイジングに取り組もう
【関連コンテンツ】