口臭を予防する3つのポイント(筆者の事例あり)

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「口臭」が気になることってありますよね。

とくに他人の口臭を感じたときには、自分も口臭があるのではないかと不安になってしまいます。

 

でも口臭は自分では気づかないことも多いので、普段から意識していないとダメなんですよね。

口内環境が原因の場合は、ちょっとの対策ではすぐには治りません。

 

このコンテンツでは、毎日の生活の中で口臭を予防する方法をお伝えしています。(とくに男性向け)

ケアを習慣にしてしまえば、口臭の対策になりますよ。

筆者(アラフィフ男)は、この習慣を身につけるようになってから自分の口臭を必要以上に気にすることがなくなりました。

 

かんたんにできることばかりですので、あなたも実践してみてください。

(男性向けに書いていますが、女性でも参考になると思います。)

 

口臭ケア 3つのポイント(予防・対策)

口臭を防ぐには口内をつねに清潔にしておくことが重要です

 

口臭を防ぐポイントは、「口の中の雑菌を繁殖させない」ように常に気をつけることです。

簡単にできる予防と対策を3つにわけてみました。

 

口臭ケアの3つのポイント
  1.  口のうがい・すすぎ
  2. 歯みがき
  3. 口臭を意識する(食べ物・意識・習慣)

 

順番に見ていきましょう。

 

朝起きてすぐの「口のうがい・すすぎ」

 

口の中は、寝ている間に細菌が膨大に増えるといわれています。

起きたらすぐに「うがい」をして口内をしっかりとゆすぎましょう。

 

朝食前の注意
  • うがい・ゆすぎをしないで飲食をしないこと
  • 口内に繁殖した細菌を飲み込んでしまうことになる

 

これなら簡単に実行できますね。

とにかく毎朝の「習慣」にしてしまいましょう。

 

「食後のうがい・すすぎ」も歯みがき前に意識して習慣化してしまいましょう。

ただし、食後は30分以上経過してからおこなってください。

(食後30分は唾液が活発に働いているのでそのままの状態をキープする)

 

 

歯みがきのポイント

  • 朝一番で歯をみがく
  • 食後は30分してから歯磨きする
  • 時間がないときは、うがいやガムでもOK

 

歯みがきは、口臭予防の基本ですね。

できるかぎり日常生活の中で実践しましょう。

 

まずは、朝おきてすぐの歯みがき。

朝の口内は、寝ている間に繁殖した菌でいっぱいです。

朝一番に歯みがきする習慣をつけてしまいましょう。

時間のない人は、うがいでもOKです。

 

とにかく口内に繁殖した細菌を早めに排出しましょう。ポイントは、朝食や水を飲む前に歯みがきすることです。

歯みがきしないで飲食すると、繁殖した細菌を体内に取り込んでしまいます。

 

食事の後に歯みがきする場合には、食後30分してからおこなってください。

そうすると、唾液の働きを十分に生かして効果的に歯みがきすることができます。

30分の間に唾液が口内の食べ物を溶かして、歯が磨きやすくなるのですね。

 

わかりやすい事例としては、「おせんべいを食べた後」を思い出してください。

おせんべいを食べた後の奥歯は、歯につまって固まっているような状態になると思います。

この状態で歯をみがいても、奥歯につまった物をしっかりとは落とせませんよね。

しかし、30分経過すると唾液の作用で奥歯のつまりが取れて、歯が磨きやすくなります。

 

言われてみれば、あなたにも経験がありませんか。

そのため、朝の忙しい時間は食事を先に済ませてから身支度をして、出かける直前に歯みがきするのが効率的です。

 

また、急いでいると歯みがきが雑になるので注意しましょう。

本当に時間がないときは、食後のうがいやガムをかむのも効果的です。

口内をある程度清潔に保つことができ、口臭の予防にもなります。

 

上記は、ランチや夕食にも当てはまります。

職場でのランチや飲み会の後も、できるかぎり口内をきれいに保つ習慣をつけましょう。

 

携帯用の歯ブラシを用意しておいたり、飲み会の最後にトイレでうがいをしたりガムをかんだりするようにしてみてください。

小さな積み重ねですが、意識しながら習慣化してしまいましょう。

日常の生活の中で、「何となく自分の口の中の状態を気にする」ようになったらしめたもの。

歯みがきやうがいをしないと落ち着かなくなるかもしれません。

 

口臭を意識する

食べ物のニオイも意識して食事をしよう

 

毎日の生活の中で自分の口のニオイを「意識する」ということが大切です。

口臭が気になる人は、自分の口の中のことを普段から意識して生活してみましょう。

それだけで、口臭の起こるポイントや対策について考えるきっかけとなり、行動につながります。

 

行動して慣れてくれば、習慣化してきます。良い習慣ができれば、口臭が低下したり治ったりする可能性もあります。

ダイエットに悩む人が自分の体や食生活を意識するのと同様に、口臭に悩む人はそれに関連することを「意識する」してみましょう。

 

たとえば、食べるもののニオイに注意をしてみましょう。

日頃から自分の口のニオイに気をつけていると、食事した後のニオイにも敏感になれます。

このことが身についていると、デートの時や商談前などに自然と対応することができるようになりますよ。

 

食後に口内が気になれば、自然とうがいをしたり歯をみがいたりするようになります。

意識することでそれがだんだんと習慣になり、口臭が改善するきっかけにもなるでしょう。

 

口臭に影響する食べ物を筆者の最近の事例からまとめてみました。

 

  • ニンニク
  • 納豆
  • 玉ねぎスライス(生)
  • 長ネギ(生)
  • チーズ

 

これからも気づいたものは掲載していきますね。

 

また、喫煙する人はタバコのニオイにも気をつけましょう。

どうしても口内が汚れてしまい、ニオイの原因となってしまいます。手や衣服にもニオイがつきます。

筆者はタバコを吸わないのですが、その分タバコのニオイには敏感です。

たとえば、電車で隣の席の人からタバコのニオイがすると不快になります。

 

あなたが喫煙者であれば、外でタバコを吸って帰社(帰宅)するときには、口内・手指・衣服のニオイに気をつけましょう。

うがいや手洗いしたり、ガムをかんだりしてから戻ると良いと思います。

 

長期的に「口内に負担をかけない」方法をとる

長期的なケアを目指して歯科の定期検診を受ける

 

あなたの口臭を日頃から意識して、予防や対策の行動を習慣化することはとても大切です。

さらに長期的な視点で、将来にわたっても口臭に悩まないように予防ケアをしていきましょう。

 

長期的な口臭ケアの方法

  • 歯と歯のスキマのケア
  • 定期的な歯科検診
  • その他の生活習慣

 

歯と歯のスキマのケア

歯みがきだけでなく、「歯間」をケアすることも重要になります。

歯周病を予防すると同時に、口臭の予防にもつながります。

夜などの時間があるときは、歯みがきだけでなくデンタルフロスや歯間ブラシを使用しましょう。

普段これをしていない人にとってはハードルが高く感じられるかもしれません。

しかし一度やり始めて習慣になってしまえば、毎晩23分でできてしまいます。

 

定期的な歯科検診

あなたは定期的に歯科検診に行っているでしょうか。

口内の健康や口臭は、虫歯や歯周病、舌の状態などに影響される場合もあります。

1年に1回(できれば2~3回)は、歯科検診に行きましょう。

定期的に通っていると、歯周病や口臭などの相談もしやすくなりますよ。

 

タバコ(喫煙)

喫煙も様々な害があります。

健康被害はもちろんですが、口臭、衣服のニオイ、手のニオイ、歯の着色などの影響も大きくなります。

2020年4月からは受動喫煙に対する法律も施行されるので、喫煙者はこれまで以上に対応が重要になります。

 

口臭をあまり意識しすぎるのもよくない

口臭について意識することはよいのですが、あまり気にし過ぎることはよくありません。

その理由は、意識しすぎて負担をかけることにつながりかねないからです。

たとえば、必要以上に歯をみがいたり、人前で話すのが怖くなったりしてしまいます。

あまり過度に考えすぎず、あなたのペースでできることから始めましょう。

そして、あなたの体や人間関係に負担にならないようにしていきましょう。

口臭ケアの注意点
  • 歯を強くみがきすぎない (口内を傷つける)
  • 口内洗浄剤・マウスウォッシュを使用しない (口内の必要な細菌まで除去してしまう)
  • 他人に自然に接することができるように心がける
  • 完璧主義をとらない (自分のペースで)

 

筆者(アラフィフ男)の事例

 アラフィフ男の筆者が実践している事例を紹介します。

筆者の取り組み
  • 自分の口臭を意識して生活している
  • 自然と習慣化されてきている
  • 体のほかの場所へも意識がむかうようになる
  • あまり気にしすぎないようにしている

 

筆者はアラフィフ男ですが、口臭について家族や他人から指摘を受けたことはありません。

しかし、他人と話したときにその人に口臭があると、つい自分の口臭も気になってしまいます。指摘されないだけで、実際には少しは口臭がしているかもしれませんし

周囲へのエチケットとしても、現在は自分の口臭を意識して生活しています。

 

その結果、朝のうがい、食事30分後の歯みがき(23(回)、こまめなうがいなどは習慣化できてしまいました。

習慣化すると、「やらない」ことが気になってくるので、さらに定着するようになりますよ。

たとえば、食後に歯を磨かないと気持ち悪くなったり、歯みがきできないときでもうがいや口をゆすぐこともできないと、落ち着かなくなったりしてきます。

状況によってはしょうがないこともありますが、その場合は「自分の口の中に意識が向いている」と前向きにとらえましょう。

 

まったく意識をしないで生活している人よりも、自分の口臭に対して敏感になれますし、エチケットやマナーのモチベーションを高く維持することができます。

大人の男性としてより魅力的にふるまえると思います。

 

口の中のケアをしていくことで、体のほかの部分にも意識がむかっていきます。

たとえば、体臭に対しても気にするようになりました。朝にシャワーを浴びたり、下着を替えて出かけるようになったりしました。

身だしなみを整えることは、アンチエイジングの基本でもあります。

自分では若々しいつもりでも、他人に不快感を与えたのでは意味がありませんからね。

 

ひとつだけ注意点があります。それは、必要以上に自分の口臭を気にしすぎないことです。

たとえば、1日に何度も歯をみがいたり、口内洗浄液を多量に使用したり、食べ物を制限したり。

あまりに極端な行動は、あなたの健康や生活リズムをこわすことにもつながりかねません。

 

誰でも多少の口臭はありますし、そればかりを気にすることは精神的にもストレスになってしまいます。

習慣化も長続きしなくなってしまいます。

 

筆者は、コーヒーが好きなので1日に数杯飲むこともあります。

しかしニオイや歯の着色について、あまり気にし過ぎないようにしています。

歯科の定期検診を年2回受けているので、その時にホワイトニングをしてもらっています。

他人に不快感をあたえず、自分が気持ちよいと思える内容で実行してみてください。

 

 

(参考)
口腔ケアについて(大阪市立大学医学部附属病院) 外部サイトへ移動します
http://www.med.osaka-cu.ac.jp/labmed/kouku.pdf

 

まとめ

口臭のポイント(まとめ)
  • 朝すぐに歯みがきorうがいをする
  • 口内を意識して生活してみる
  • 定期的な歯科検診を受ける
  • 自分のペースで習慣化する

 

 

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