あなたは頭皮の乾燥やフケが気になることはありませんか。
筆者(アラフィフ男)は、なじみの美容師さんに「頭皮が乾燥していますね」と言われて気づきました。
視力が悪いこともあって入浴の前後はメガネをはずしているので、自分の頭皮の乾燥に全く気が付きませんでした。
よくよく考えると、「フケが出やすくなっているな」とは思っていました。
帰宅して鏡をよく見てみると、確かに頭皮が白っぽく乾燥しています。
また、頭皮の表面がカサカサしていて、ポロポロとはがれてきているように見えます。
これがフケの原因になっていたようです。
冷静に振り返ると、心当たりのあることばかりです。
- 冬で空気が乾燥している
- 頭のかゆみが気になる
- 寒いので温度の高いお湯で洗髪(シャンプー)している
- かゆいので頭皮をゴシゴシと洗っている
「これではいけない」と思い、その日からすぐに対策を試みました。
このコンテンツ内では、そんな筆者(アラフィフ男)が実際にためしてみた事例を中心にお伝えしています。
誰でもすぐにできることばかりですので、あなたが頭皮の乾燥やフケにお悩みであれば参考になると思います。
筆者は祖父と父が薄毛のため、遺伝も含めて自分の髪が薄くなるのではないかと恐怖を抱いています。
幸いまだ髪は薄くなっていませんので、このまま元気な髪を維持し続けることができるように実践して、髪や頭皮に関するさまざまな情報を発信していきたいと思います。
目次(もくじ)
すぐにできる頭皮の乾燥ケア対策
自分ですぐにできる頭皮の乾燥ケアをお伝えします。
高額な費用をかけたり特別な方法をおこなったりする必要はありません。
自宅で簡単に対策をすることができます。
- 保湿ケアをする(ローション・オイル)
- 弱酸性のシャンプーを使用する
- 頭皮をゴシゴシこすらない
- ドライヤーの使用をおさえる
保湿ケアをする
特別なことをしなくても頭皮を元気な状態に保てればいちばん良いのですが、なかなか理想どおりにはいきません。
冬場は空気が乾燥するので、とくに注意する必要があります。
市販のローションやオイルをうまく利用して、頭皮を保湿して乾燥を防ぐことができます。
筆者はオイルを使用してみました。
このコンテンツ内でも詳しくお伝えしています。
弱酸性のシャンプーを使用する
頭皮は体の働きにより普段は弱酸性に保たれています。
しかし、洗浄成分の強いシャンプーを使用していると、頭皮に必要な「皮脂」まで洗い流してしまいます。
これが頭皮の乾燥の原因の一つとなります。
少しでも正常な頭皮の状態に近づけるためにも、アミノ酸系などの弱酸性のシャンプーを使用することが重要です。
頭皮をゴシゴシこすらない
これも気をつけていないと無意識にやってしまいがちなので注意しましょう。
冬場などに空気が乾燥すると頭皮がかゆくなることがあります。
そのため、洗髪(シャンプー)時についゴシゴシと頭皮をこすってしまうことがあります。
力を入れすぎると頭皮を傷つけてしまい、正常な状態に保てなくなってしまいます。
さらに、頭皮の表面の組織がはがれて「フケ」となって出てきやすくなってしまいます。
という悪循環にならないように気をつける必要があります。
ドライヤーの使用をおさえる
ドライヤーの熱も頭皮を乾燥させる原因の一つです。
高温の熱風で頭皮を長時間乾かしていると、頭皮が乾燥してしまいます。
とくに洗髪(シャンプー)後は皮脂が少ない状態になっていますので、髪や頭皮を守ることができません。
髪や頭皮に近づけすぎず、できるだけ短時間でドライヤーを使用するようにしてください。
頭皮にマッサージオイルを塗る(筆者の実例)
筆者は界面活性剤などが入ったシャンプーを使用しないようにしていますが、それでも冬場は頭皮の乾燥が気になります。
そのため、頭皮の乾燥を防ぐために、頭皮に何かを塗ってケアしてみようと考えました。
まずはどんな商品があるのかを調べてみました。
すると無印良品に「ピュアオイル・マッサージオイル」というものがあることを知り、よく利用している無印良品の店舗に行ってみることにしました。
店舗内に「ピュアオイル」のコーナーがあったので、詳しく見てみました。
おすすめの使用部位や浸透性によって、6種類に分かれています。
また、ボトルの大きさもさまざまです。
ピュアオイルのコーナーにPOPがあったので見てみることにしました。
今回は、その中から「スウィートアーモンドオイル」にしてみました。
頭皮も含めた全身に使用できる製品だったので、まずはいちばん小さいボトルを購入しました。
お風呂に入る前につけてその後に洗い流し、効果を確認してみることにしました。
まずは、手の平に出してみて感触を確かめます。
いわゆる普通のオイル(油)という感じです。
無着色・無香料なので色やニオイは気になりません。
頭皮の乾燥が気になる部分からつけてみることにしました。
頭皮には髪の毛をかき分けながらでないとつけられないので、まずは手のひらに出してから指先で少しずつつけていきました。
オイルなので多少手はべたつきますが、嫌な感触はとくにありません。
かゆみが気になる部分にもつけてみました。
その後、頭皮の全体に広げるようにして軽くマッサージしながらつけていきました。
はじめは、あまりつけすぎないように注意しました。
その後は、普段どおりにシャンプーして洗い流しました。
お風呂から出て髪をタオルで乾かしてから鏡で頭皮の状態を確認してみると、以前よりは少し乾燥がおさまっている印象です。
体質や個人差もありますので、全ての人がすぐには効果が確認できないかもしれません。
今後は、「シャンプー後」に頭皮の乾燥が気になる場合にも使用してみようと思っています。
ここでちょっと疑問が生じました。
オイルによる頭皮ケアは、シャンプー前と後どちらがよいのか。
そこで、無印良品に問合せして聞いてみました。
電話にて問い合わせをしたところ、オペレーターの方が回答してくれました。
健康な人が適量を使用する場合には、シャンプーの前でも後でも問題ない
頭皮に異常がある場合や医学的な見解は医師に確認してほしい
この回答をきいて少し安心できました。
筆者は、頭皮の状態や状況に応じてシャンプーの前と後に使用してみることにしました。
使用してみた感想 (無印良品のスウィートアーモンドオイル)
- 無着色・無香料で使いやすい
- 原料はアーモンド油のみでその他の成分が入っていないので安心できる
- 頭皮も含めた全身への使用が可能なので安心して使用できる
- 手に付いたオイルを伸ばせば手肌のケアにも使える
fa-exclamation-triangleこのコンテンツ内の無印良品の商品の使用方法は医師の見解に基づいたものではありません。肌に異常があったときは医師の診断を受けるようにしてください。
髪と頭皮に影響が少ないシャンプーをつかう
前述しましたが、髪と頭皮に刺激を与えないためには、毎日つかう「シャンプー」にも配慮する必要があります。
シャンプーには強力な合成界面活性剤が使われているものもあるので、成分をよく確かめる必要があります。
元気な頭皮は「弱酸性」に保たれています。
シャンプーも頭皮を弱酸性にする成分のものを選ぶ必要があります。
そのためには、頭皮の状態に近い「アミノ酸系のシャンプー」がよいと言われています。
アミノ酸系シャンプーは、洗浄成分が穏やかで低刺激です。
頭皮に必要な皮膚常在菌を守りながら、汚れや余分な皮脂のみを洗い流すことができます。
下記の情報を参考にシャンプーの成分表示を確認し、あなたの髪と頭皮を守るシャンプーを使用するようにしてください。
- ラウレス〇〇 (硫酸ナトリウム・アンモニウム)
- ラウリル〇〇 (硫酸ナトリウム・アンモニウム)
- オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
- アルキル〇〇 (ベンゼンスルホン酸)
- ラウロイル◯◯
- ココイル◯◯
- グルタミン酸
- アシルグルタミン酸
- ヤシ油脂肪酸
- ラウリン酸
- ミリスチン酸