真夏・猛暑を乗り切るアイデア・アイテムを紹介します

 

ここ数年の夏の気温の上昇はすごいですよね。

私は関東に住んでいますが、梅雨明けすると最高気温が35度ちかくになる日も少なくありません。

 

とくに、2022年は6月の下旬に梅雨が明けてしまい、いきなり35度くらいの猛暑が10日ほど続きました。

暑さが苦手な自分にとっては、「今年の夏は長くなりそう・・・」と身構えました。

そして、すぐに夏の暑さ対策に乗り出しました。

 

今回は、私がここ数年で試してきた「猛暑を乗り切るためのアイテムやアイデア」を紹介します。

あまりお金もかからず、すぐに実践できることばかりです。

本格的な夏を少しでも快適に過ごすために、ぜひ取り入れてみてください。

 

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ファッション(服装)のアイデア・アイテム

ハンガーにかかっているシャツの写真画像

服装の工夫で快適さを高めよう

 

家の中ではショートパンツなどの快適な服装でかまいませんが、外出する際はそうもいきませんよね。

気温が高い日の外出時に少しでも快適に過ごすには、下着や洋服の素材えらびが重要になります。

 

ここでは、主に「ビジネスカジュアル」の服装を快適にするノウハウをご紹介します。

もう少しカチッとしたクールビズなどについては、この記事の下部で紹介しています。

 

 

下着で快適さを高める

猛暑の日は「下着えらび」が快適さを左右します。

ユニクロのエアリズムなどを愛用している人も多いのではないでしょうか。

化学繊維が苦手な方は(私も含め)、綿素材で使いやすい下着をえらぶことも大切です。

 

私がシャツの下に着用しているのは、無印良品の「綿でさらっとインナー」(綿100%)。

無印良品の「綿でさらっとインナー」の写真画像

無印良品の綿インナーを活用しています

 

首周りはVネックのものをえらび、シャツの首元から下着が見えないように配慮しています。

表面に凹凸のあるつくりで通気性にすぐれ、汗をかいても乾きやすくなっています。

無印良品の「綿でさらっとインナー」の生地拡大の写真画像

生地の表面の凹凸でさらっとした着心地

 

 

また、通常のボクサーパンツやトランクスでは、座ったときにモモ裏の汗が気になります。

ベタベタしたり、汗をズボンが吸収したりしてしまいます。

ベージュやグレーなど明るい色のズボンの場合は、「汗ジミ」が外からも見えてしまってとてもみっともないことに・・・。

 

ズボンの下には、ステテコなどのモモを覆うタイプの下着を選びましょう。

ステテコはズボンの下がゴワゴワするので嫌な方もいると思います。

その場合は、ステテコではなく「ロングボクサーパンツ」を着用しましょう。

 

私は、「ロングボクサー」タイプの下着をネットで購入して使用しています。

冬は下半身の寒さも軽減してくれるので、じつは一年を通じて着用しています。

 

(このようなイメージのもの。ネットで購入できます。)

 

シャツの素材で快適さを高める

真夏は、「シャツの素材(生地)」にも注意しましょう。

シャツの素材や生地によって、快適さに差がでます。

 

これまで(春先や初夏に)着用していたシャツを夏にも使おうとすると、失敗することがあります。

例えば、しっかりとした素材のものや目の詰まった生地のものなど。

私も、夏にオックスフォードシャツを着て暑くて大変だったことがありました。

 

夏は「通気性のよいシャツ」を着ましょう。(下記に具体例をあげました。)

 

  • 麻 ・・・通気性・速乾性にすぐれた素材
  • シアサッカー(綿) ・・・表面に凹凸のある素材
  • 鹿の子(かのこ)編み ・・・いわゆるポロシャツの素材

 

ただし、薄手の生地のシャツには「下着が透けやすい」ということもあるので注意が必要です。

下着は、肌色のもの、首周りや袖先が切りっぱなしのもの、などを選ぶようにしましょう。

 

また、「麻」はシワになりやすいという性質をもっています。

会社や職種によってはふさわしくないと判断されることもありますので、着用するかどうかはドレスコードを確認してください。

 

その他の洋服の工夫など

ポロシャツやTシャツが着用できる場合は、うまく活用したいですね。

半袖スタイルは、それだけで涼しさが違います。

 

ただし、人と会う際に着る場合には注意点があります。

ひとことで言えば、「キレイに見せる」こと。

ポロシャツやTシャツは基本的にカジュアルなアイテムなので、少しでもキレイに大人っぽいスタイルを目指しましょう。

 

キレイに見えるTシャツ

  • 生地の糸が細番手のもの(キメが細かい)
  • 上質な綿素材のもの
  • 首回りのリブが細い

 

上記のようなTシャツをえらぶと、カジュアル感が軽減されて落ち着いて見えます。

無印良品やユニクロ(スーピマコットン)などの身近なブランド・商品でも見つけることができます。

 

洗いざらし天竺編みTシャツ (半袖) | 無印良品 (muji.com)

 

 

一方、以下のようなTシャツはカジュアル感が強くなりますので、対面で着用する場合には注意が必要です。

 

  • 厚手でごわごわした素材
  • サイズが大きいもの
  • 色やプリントが派手なもの

 

また、外を歩くことが多い場合は、「長袖シャツ」のスタイルをおすすめします。

真夏の太陽の肌への刺激は大きく、半袖では腕を守ることができません。

長袖シャツで太陽の紫外線等を防いだほうが、結果的に暑さを軽減することにもつながります。

 

猛暑を乗り切る「便利グッズ」

猛暑・夏・日焼け止めのアイテムの写真画像

筆者がおすすめするアイテムをご紹介します

 

服装だけでなく、さまざまなアイテムを利用して猛暑を乗り切る工夫をしたいですね。

私も肌が汗でベタベタするのが不快で、いろいろと試みてきました。

ここ数年の猛暑の中で、実際に私が使ってきた工夫やグッズを紹介します。

 

水スプレー

最近のおすすめはコレ。

100均などでスプレーボトルを購入し、水をつめて持ち歩くだけ。

水を入れたスプレーボトルの写真画像

一瞬で涼しくなれます

 

暑い時に首元にシュッとすれば、いつでも一瞬で涼しくなれます。

服が少し濡れてもすぐ乾くのでほとんど気にする必要もありません。

 

ハンディ扇風機

手軽に持ち運べる小型の扇風機も便利です。

しっかりと充電しておけば(近くに電源コンセントがなくても)コードレスで利用できます。

 

オフィスや枕元で利用するのはアリなのではないでしょうか。

私も購入して就寝時に利用しています。

 

ハンディ(ミニ)扇風機の写真画像

コードレスで使えるのは便利

 

ネットではもっとしっかりした機能のものも購入できます。

ただし、通勤時や外出時に使うのは、男性としてはちょっとみっともないかも。

大人の男性は、次に紹介する「扇子」を活用したいところです。

 

 

扇子

ミニ扇風機におされて(?)扇子(せんす)を使う人は減ってしまった印象です。

扇子は携帯性にもすぐれていて、ビジネスマンが持っていても違和感がないアイテム。

日本人が昔から利用してきた便利なものですので、個人的には積極的に使っていきたいと思っています。

 

扇子(せんす)の写真画像

好きな色やデザインを探そう

 

 

大人の男性が落ち着いた色の扇子をマナーよく使用しているのはとてもカッコよいと思います。

注意したいのは、暑いからといってバサバサとあおがないこと。

優雅な所作で若者との違いを見せたいところです。

 

 

顔・ボディ拭取りシート

汗ばんだ肌をスッキリとさせることができる「顔やボディの拭き取りシート」もうまく活用しています。

携帯しやすい10枚入りくらいの小さいものをカバンに入れてあります。

外出先で人に会う前など、身だしなみとして利用しています。

 

ただし、拭き取りシートを利用するときには、「香り」・「使う頻度」には注意が必要です。

 

シトラスなどの香りがついている商品も多いですが、メンソール系のものは周囲に放つ香りもキツイのでおすすめしません。

せっけんの香りや無香料などが使いやすいと思います。

 

また、汗やニオイが気になるからといって、1日に何度も使用するのは避けたいところです。(肌への影響も気になります。)

汗をかいてもすぐにはシャワーを浴びることができないようなときに上手く活用しましょう。

 

日傘

気温が35度ちかくになる猛暑のときや太陽がカンカン照りのときの外出時には、「日傘」を使うようにしましょう。

メンズ用の日傘も販売されています。

私も実際に使っていますが、体感温度が3~5度くらい違う印象です。

 

直射日光は肌への影響も気になります。

外を歩くときには、日傘をカバンに入れておきましょう。

夕立ちなどの急な雨にも使えるので一石二鳥ですよ。

 

 

スーツやクールビズでの「猛暑対策」

夏にスーツで汗をかいているビジネスマンのイラスト画像

ビジネスマンのための工夫を紹介します

 

 

私の会社は自由な服装でOKなため、猛暑でも対応がしやすく助かっています。

でも、スーツの着用が基本となっている会社では、猛暑のときの服装は悩みますよね。

 

もし私が「そのような環境で仕事をしなければならないとしたらどうするか」を考えてみました。

そのためには、服装や生活習慣も含めて暑さの対策をすることが重要になります。

 

クールビズに適した服装で暑さ対策をしよう

もし私が夏でもスーツを着用しなければならない職場にいるとしたら、以下のような対策をするでしょう。

 

  • 洗えるスーツ・パンツ
  • スペアパンツ
  • ステテコ
  • 綿・ポリエステル素材のシャツ
  • 抗菌防臭ソックス

 

最近は、洗える素材のスーツも登場しています。

汗をかきやすい人にとっては、ありがたい機能ですね。

洗った後は、型崩れしないように厚手のハンガーにかけて干しましょう。

通常のスーツの場合でも、ジャケットは木のハンガーにかけて風通しをよくして湿気をにがしたいところです。

 

夏場はジャケットを脱ぐ機会も多く、どうしてもパンツの傷みのほうが早くなりがちです。

そのため、スーツを購入する際に「スペアパンツ」も検討しましょう。

同じパンツが2本あれば、1本をクリーニングに出すこともできます。

スーツを長持ちさせることにもつながります。

 

スーツのパンツの下には、ステテコやロングブリーフなどを着用しましょう。

汗による傷みを軽減することができ、着用時も快適です。

 

シャツの汗やシワが気になる場合は、「綿・ポリエステル」素材のシャツを購入しましょう。

ポリエステルはシワになりにくく乾きやすいので快適に着ることができます。

だだし、ポリエステルの比率が高いと通気性が悪くなるので注意しましょう。

 

夏は、足元の蒸れやニオイも気になります。

ソックスは「抗菌・防臭」効果のあるものを選ぶと安心です。

とくに気になる方は、ソックスをはく前に「足用のクリーム」を塗っておくとよいでしょう。

また、(可能であれば)ときどき靴を脱いで足元の通気性を確保したいところです。

 

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「生活習慣」で暑さ対策しよう

暑さ対策の生活習慣
  • 早起きする
  • シャワーを浴びる
  • 満員電車を避ける
  • 定期的に汗をふき取る
  • 汗だくになったら着替える

 

 

夏は早起きをして、気温が上がる前に活動していくしかありません。

そのためには、前の晩に早く寝る習慣をつけることも重要です。

 

朝にシャワーを浴びましょう。

時間がなければ、軽く汗を流すだけでもOK。

最後は「水」を浴びて終わると、さっぱりして汗も出にくくなります。

 

毎朝の満員電車で汗をかいてしまう人は、できるだけ空いている早朝の電車に乗るようにしたいところです。

そのためには、かなりの早起きをするなど、生活リズムを大きく変えなければならない場合もあります。

寝る時間を早めるために、仕事や夜の過ごし方を考えることが必要になります。

 

じつは、私もかなり早朝の電車でオフィスに行っています。

電車内は空いていて冷房の効きがいいですし、必ず座ることができるのでとても快適です。

それでも下車してオフィスまで歩いていくだけで、汗ばんで体力を消耗してしまいます。

満員電車で通勤していたら、オフィスに着くまでに疲れてしまうところ。

仕事のパフォーマンスを見直すきっかけにしてみるのも良いのではと思います。

 

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(追伸)猛暑が落ち着いたときのことを考えておく

パソコンの前でメモを取る女性の写真画像

やりたいことをメモに残しておこう

 

 

暑さが厳しいときは、何もやる気がおきないことも多いですよね。

無理にあれこれしようとして、体調を崩してもいけません。

 

猛暑が続いている時期には、「暑さが少し落ち着いたときにやること」を決めておくだけでよいと思います。

たとえば、ショップに買い物に行く、映画を見に行く、タオルケットを洗濯する、など。  

簡単にメモだけしておいて、暑さが落ち着いたら一気に片づけてしまいましょう。